家族について
親は認めたがらない
見た目および発言は一見普通なので、まさか自分の子が障がい者とは思いません。自分の子が障がい者であることを認めたくないこともあるようです(私の母親が認めたくない雰囲気を持っていました)。しかし、事実を変えることはできません。現実を受け入れてもらうしかありません。
一緒に病院に付き添ってもらうことが大事
症状、自分の特性、苦手な点、家族としての接し方を理解してもらうためにも、一度は家族と一緒に病院に行って話を聞いてもらったほうが良いと思います。ADHDの知名度は上がったものの、人によって症状が異なるので、医師から説明してもらうことは大切だと考えます。ネットで検索してすぐ理解できるものはないです。
自分の苦手を理解してもらう
朝起きるのが辛い、人の話を長く聞けない、忘れっぽい、等々、普通ならできることを
できないことのがADHDの特徴のひとつです。家族は「なんでそんなこともできないのだ!」と思って、きつく当たってくることもありますが、これはもうどうにもできないことなのです。苦手なことを理解してもらって、怒りに発展させないことが大事です。怒りに発展させないことが本人にも家族にも幸せなことです。
自分から話して状況を理解してもらう
現代、家族の会話が減っていると聞きます。しかし、自分から何も発しないと家族は「大丈夫か?」と不安になります。今日あった出来事を自分から話し、状況を理解してもらうことが大事です。話せば、今の状況が理解できるので、何でも良いので家族と話すようにしましょう。
助けてもらえることは助けてもらう
苦手なものも自分でやろうとすると、手痛い失敗をすることがあります。苦手なものは家族にサポートしてもらいましょう。例えば、私の場合お金の管理が苦手です。クレジットカードをいつも持っていると使いすぎる可能性があるので、基本的には家族に預かってもらい、必要な時だけクレジットカードを出してもらうようにしています。なお、クレジットカードの明細はいつもチェックしています。家族だからまずないと信じていますが、勝手に使われたかどうか確認するためです。